潰瘍性大腸炎ブログ

14歳の少女が潰瘍性大腸炎になった話

潰瘍性大腸炎と知るまでは本気で痔だと思っていた。

 

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14歳の中学2年生の修学旅行が終わって

1週間もしない時だったと記憶しているのだけど

 

今まで味わったことのない腹痛に襲われました、

トイレの便器の中が真っ赤に血に染まっていた

それは、本当に突然のことでした

 

当時の私は一言でいうと元気もりもりでひょうきんな子

だったので、母に「おなかが痛いから学校休みたい・・・。」

なんて絶対に言えませんでした。

たぶん言っても「学校行ったら治るわいね。」

と言われると思っていたし、

風邪もひかない健康な子供時代でしたので、

学校を休もうと思ったことすらなかったのです。

 

 

最初は痔だと思った

もう一つの理由としては、

痔だと思っていたからでした。笑

14歳ですよ、多感な時期ですよ、おとめちゃんだった私は

自分が痔だってばれたら、そんなことがもしあったら

4つ上の兄と4つ下の妹に馬鹿にされる羽目になる・・・

 

そんなどうでもいいことが引っかかって母や父に

血便が出ていることを打ち明けられませんでした。

 

そして、何日間は我慢をしていつものように

ハードな部活の朝練、学校、夕方の練習、といつもの日々をすごしていました。

 

そしてその日は訪れました

朝、トイレに行ったら信じられない量の血便が・・・・

とうとう切れ痔じゃ・・・

自分の中で痔が確定しました。

 

そして、腹痛がひどすぎてトイレからでて

リビングで倒れて立ちあがれなくなりました。

 

そこで母に打ち明けました

「母さん、おなかが痛いんよね」

「え?」

「血が出よんよね。」

「なんではよ言わんのんね!」

案外すぐに信じてくれ、私はようやく近所の町医者に行くことになりました。

 

 

肛門デビュー

病院に行くと

当然ですが、おしりを出して横向きになるように促され

ダサいパンツの日なのに、彼氏もできたことないのに

と3秒くらいで色んな事が頭に浮かびましたが

心を無にし、心を無にし・・・

肛門を診せることに・・

 

指をつっこまれ

「はい、息抜いてね~。はい、はぁ~、はい!いいよ~」

検査は一瞬でした。そして

 

大きな病院に行くことをすすめられました

そこでも肛門をおじさんに先生に診せ

そして初めて大腸検査を経験しました

地元の古い病院だったこともあり、犬のトリミング台のようなものに乗せられ

 

情けない気持ちになりました

当時は、睡眠薬のようなものは使わなかったので

カメラを入れるだけで激痛が走り、検査どころではありませんでした。

それでも無理やり組織検査まで行い、血液検査やCT、他にも様々な検査をしました。

 

そして、告げられたのは

潰瘍性大腸炎。」

という病名でした。